ナナロク女子。

課長代理になってもうすぐ1か月。
ちょっと上がった給料が支給されました。
喜びたいところだけど、
正直この増額分の仕事ができるかと言われるとツラい。

降格させてもらいたい。
私はただの事務員でいいんだってば。

私のことを嫌っている課長に、
先日もやられてしまって。
どうしてあんなに攻撃してくるのかしら？
あれこれ言葉を準備して挑んだのに、
思いもしない方向から責められ、何も言い返せず。

私は間違っておらず、課長に正してもらおうと思っているのに、
何も言い返せない。
あーーーー情けない。
やつとは喋りたくない。

課長代理。
課長の役目は果たさなければならないのに、
全然。
無理。

「女性　管理職　自信ない」などと検索していて出会った
『ナナロク女子』という言葉。

１９７６年前後に生まれたナナロク女子たちが、管理職の担い手となってきたが、不況世代で自信過小。
ずっと後輩が入って来ないで下っ端慣れしており、指示された仕事は的確にこなすが、上に立つのは苦手。

まさにそのまんま。
部署に後輩が入って来たのは、入社7年目。
直属の部下でもなく、自分が産休に入る時に後任の子に引き継ぎした程度。
印鑑を押す仕事もしたことがなく、責任ある仕事をしたのはここ2年。

今も部下は定年前のお局。
どんなに私が忙しくても、コピーなど雑用をお願いできない。

入社して18年。
仕事らしい仕事はここ2年。
こんなんで課長代理務まるわけないじゃん。

朝礼で前に出て喋らなくてはならないことも今後ある。
憂鬱で仕方ない。
人前で喋るなんて無理。

言われたことはこなすけど、
それ以上のことはできません。
頭が回転しません。
不快に思っても、言葉にできません。
言いたいことがあっても、言葉にできません。
語彙力がありません。
文章は書くけど、スピーチはできません。
あがり症です。

過保護だと言われても仕方ない。
能力がないんだから。あたし。